7月10日から東京宝塚劇場で始まったトップスター“珠城りょう”さんの退団公演が、この15日に無事幕を閉じました。ご縁あって長きに渡りご贔屓にさせていただいたスターさんの旅立ちの時、『桜嵐記』に嗚咽し、黒燕尾服を堪能し、最後は一番大きな羽根を背負ってのご挨拶に感無量でした。大階段を袴姿で一歩一歩降りられる姿は実に神々しく、会場中が愛に溢れた素晴らしいお見送りとなりました。

義母がこれまで何度か病に倒れ、挫けそうになり掛けてはりょうさんの勇姿に元気をもらい、傘寿を過ぎてもこうして元気で居られることに主人共々感謝の気持ちで一杯です。

「ご卒業おめでとうございます。これまで素敵な舞台をありがとうございました。」

千穐楽 ライブビューイング・パンフレットより

千穐楽 ライブビューイング・パンフレットより