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プロデューサーブログ
『 倉田真由美のen Plusな日々 』

満開のカキツバタ

満開のカキツバタ

展覧会

南青山にある根津美術館のカキツバタが満開とのことで、先週、恒例の一人カキツバタ鑑賞会に行って来ました。この頃の美術館は基本的には予約制なので、お庭鑑賞も大渋滞はしてませんでしたが、当日券売り場にはインバウンドの方々の列が出来ていました。もう何年もカキツバタ鑑賞はしてるのですが、鴨の親子が出迎えてくれたのは初めてカモです。今年も満開に間に合って良かった!
館内では特別展『国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図 』が開催され、光琳・応挙・基一をめぐる屏風3章構成の展示は圧巻でした。この時期は19時まで夜のライティングがされてるとのこと。来年は夜も出かけてみたいですね。




 

上から順番に

国宝・尾形光琳『燕子花図屏風
重要文化財・円山応挙『藤花図屏風』
重要文化財・鈴木基一『
夏秋渓流図屏風』

 



「琳派」は江戸時代を通じて発展し、浮世絵と同じく西洋の芸術家にも多大な刺激を与えました。この尾形光琳のカキツバタの屏風は余りにも有名ですが、私が常に「琳派」で感心するのは平面ながらもこちらに迫ってくるような大胆な構図と華やかな色使いや余白の美しさです。日本が世界に誇る装飾画風なのです。

*上記の屏風をモバイルでご覧になられると縦二段にレイアウトされてしまうので悪しからずです。

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PROFILE オーナープロフィール

mayumi kurata

mayumi kurata

Une Pierre en Plusプロデューサー。
MIYAKO SHOJI HOLDINGS Co.,LTD 取締役
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。広告企画制作会社「レマン」で約10年間、グラフィックデザインの仕事を手掛ける。その後2007年11月東京表参道に、ジュエリーサロン「ユンヌ ピエール アンプリュス」をオープン。
2012年4月には、銀座へとお店を移し"ジュエリースタイルを創造するオーダーサロン"としてリニューアルオープン。

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