「ペンダントに付いているダイヤモンドをリングに作り替えたい」とのお問い合わせをいただき、ご来店くださいました。
お話を伺っていると、お持ちの指輪のサイズが合わなくなってしまい、着けられなくなってしまったので、それに代わる新たなリングをお作りになりたいというご希望だということが分かりました。

その指輪は、ブランドの銀座の店舗やニューヨーク本店にも足を運ばれたそうですが、いずれもサイズ直しは対応不可とのことだったらしいのです。合わなくなったリングを拝見したところ、問題なくサイズ直しはできそうでしたので、お預かりお直しすることになりました。

当初は、サイズの合わなくなった指輪の代わりとなる新しいリングをお作りになる予定でしたが、サイズ直しが可能になったことで、新たに作る必要性はなくなりましたが、「これを機会に新しいリングも作りたい」とのご希望をいただき、婚約指輪や若い頃に愛用されていたリングとピアス、そしてご主人様が留学中にお世話になったホストファミリーのママ様から贈られたペンダントトップなど、思い出の詰まったジュエリーをお預かりし、サイズ直しが仕上がるまでに、新たに制作する指輪のデザイン画をご用意することになりました。

大切な想い出の宝石たち

二度目のご来店時には、おサイズ直しをしたブランドのリングをお渡しすると「諦めていたリングが着けれるようになって嬉しいです」と、大変喜んでいただきました。

併せて、リスタイルのデザインをご提案いたしました。違うテイストを取り入れた3案の中からお二人の好みが見事に一致して、デザインが決定しました。

ご自宅の冷蔵庫にデザイン画を貼って、毎日眺めながら完成を楽しみにされていたそうです。完成したリングをご覧になられた瞬間、「想像をはるかに超えて華やかなリングに蘇りましたね！」と、満面の笑みで歓喜の声をあげられました。

Pt950,ダイヤモンド

ご夫婦の大切な思い出がぎゅっと詰まった、世界にひとつだけのダイヤモンドリングの誕生です。お二人の幸せそうな笑顔に、私たちも心温まるひとときをいただきました。どうか、ゴルフ以外の時間にはたくさん身に着けて、日々の中で輝きを楽しんでくださいね。