
紅葉を愛でる。
風も冷たく気温もすっかり冬に近づく温度となってきました。好きな樹木は欅と紅葉。紅葉鑑賞ができる恒例行事「秋季皇居乾通り一般公開」に行ってきました。朝からたくさんの方々が訪れていらっしゃいました。開催期間は11月29日〜12月7日(9:00~15:00)

“坂下門”からセキュリティーチェック後、皇居へ、退出は竹橋方面の“乾門”の一方通行となっています。元々この一般公開は平成26年上皇陛下の傘寿を記念して春季、秋季と開催され大好評に伴い、平成27年秋季から紅葉と桜の見頃に合わせて恒常的に(樹木更新工事、コロナ禍を除く)実施されることになりました。約750mの距離を紅葉や他の樹木、お堀を眺めながら散歩します。

後半の12月7日に訪れたので、あいにく紅葉は見頃を少し過ぎていたようで、来年は公開すぐに訪れようと思っております。それでも風景に調和する紅葉した木々は素敵でした。散策中“道灌濠”を通りました。25歳の若さで江戸城の建設を成功に導いた名将を称えたお濠だそうです。(太田道灌は室町後期に関東で活躍した武将。)

道灌濠はお濠とともに自然を生かした木々が景色を作っていました。
他にも大奥の裏側に近いことから“局門”と呼ばれていた門や“富士見多聞”と呼ばれた皇居東御苑にある江戸城本丸の遺構、城壁上に建てられた防御施設(残っているのはここだけ)。かつては武器庫や倉庫として使われたそう。様々な施設も見ながらの秋の紅葉鑑賞でした。

歩きながら桜の木々も色々あり春季の一般公開も今から楽しみです。









