
今年も余すところ三日となりました
今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。振り返ってみると、生活のあちこちに小さな変化が重なった一年でした。赴任先での引っ越しでは、荷造りをしながら現れる品々に、未練を残しつつ思い切って処分しました。広いはずの新居に移っても、気づけば物が増えているのは相変わらずです。
暮らしの面では、電気炊飯器を手放し、鍋での炊飯を始めました。意外にも手間はかからず、弱火にするのを忘れて一度だけ失敗した以外は順調。炊き上がったご飯のふたを開けるたびに、ささやかな達成感を味わっています。炊飯器がなくても普通に暮らせるという事実が、ちょっとした自信にもなりました。
家族の話題では、次女の入籍が大きな出来事でした。結婚式は来年ですが、書類一枚で家族が増えるというのは不思議なもので、時間差で嬉しさが込み上げてきます。来年の式で感情を抑えられるかどうか、それだけが今からの課題です。
そして何よりのトピックは、初孫の誕生。抱き上げたときのあまりの軽さに驚き、指を握り返されるたびに自然と頬が緩みます。まだ“じいじ”として認識されていないのは少し寂しいものの、それもまた楽しみのひとつでしょう。
こうして振り返ると、引っ越しに始まり、暮らしの小さな改革、次女の入籍、そして初孫の誕生と、にぎやかで記憶に残る一年でした。来年は結婚式も控えており、また新たな喜びが待っていそうです。
それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。









