
大ゴッホ展《夜のカフェテラス》
年始に神戸へ帰省した折、神戸市立博物館で開催中のゴッホ展を訪れました。
会場では、1881年のオランダ時代からパリ、そしてアルルへと続くゴッホの歩みを、時代順にたどることができます。
ゴッホといえば《ひまわり》が真っ先に思い浮かびますが、実は複数のバージョンが存在し、最も知られている作品は日本企業が所蔵しています。
今回の展覧会に《ひまわり》の展示はありませんでしたが、もうひとつの代表作である《夜のカフェテラス》が写真撮影OKで公開されていました。
この作品は、ゴッホが初めて“野外で夜を描いた”挑戦作で、黒を使わずに夜の情景を表現しています。
弟テオへの手紙には「夜は昼よりも生き生きとして、色に満ちている」と記されており、その言葉どおり、画面には温かな光と深い青が静かに息づいていました。
鑑賞を終え外に出たときには、神戸の街に灯りがともり、まるで《夜のカフェテラス》の空間にいるような心持ちでした。

夜のカフェテラス(フォルム広場)









