
フェドラハット
1950年代前後のフェドラハットです。
ミルウォーキーにあった高級紳士服店「Ben Schlemberg & Sons」が、ショップ別注として販売されたものです。いや、正確には分かりません。
詳しい情報を知りたくてAIに調べてもらいました。
このハットを購入した当時、私自身でもネットで調べてみたのですが、これといった資料や確かな情報は見つかりませんでした。そこで試しに、ハットの写真をAIに見せてみました。すると以下のような情報が導き出されました。
まず、「Ben Schlemberg & Sons」とは何者なのか。
現時点でアメリカの歴史資料を調べても、有名ブランドとしては確認できません。そのため、次のように推測しています。
20世紀前半から中頃のアメリカには、「○○ & Sons」と名乗る家族経営の高級紳士服店が各地に存在し、そうした店ではスーツやコート、フォーマル小物、そして外注した帽子を扱い、内側に店名を刻印して販売するのが一般的だった、というものです。
クラウン内側にある紋章や「Custom Made」という表記は、帽子メーカーのロゴではなく、販売店が独自に入れるロゴの特徴と一致すること。
内側の革スベリに刻印された金文字は、1930〜1960年代のアメリカの高級紳士服店(いわゆるハバダッシェリー)によく見られる形式であること。
刻印されている住所「2111 N. 3rd Street, Milwaukee」は、1900年代前半から1960年代にかけて衣料品店や雑貨店、靴店が軒を連ねていた商業エリアだったこと。
また、サテンライニングのプリント技法や、革スベリの金箔刻印は、1930〜60年代の高級品に典型的な仕様であり、とくに1950年代前後のフェドラである可能性が高い、ということでした。
AIは間違った情報も多いですが、それでも最近は調べ物の多くをAIに頼るようになりました。この先さらにAIが発達し、AIなしでは生活が成り立たない時代が来るのかもしれません。それが良いことなのか、どうなのか。人間の価値基準そのものが変わっていくような気もしています。
そんなことを考えてしまう、2026年初頭のひとりごとです。









