
「クレンザー」ゆるっと調べてみた
以前(2022年)、シルバーブローチの変色を磨くためにHANDSでカネヨのクレンザー400gを買ったんですよ。そしたら、値札を見て思わず二度見。「え、こんな安かった?」って。(当時税込みで110円)
輸送費だの店頭に並べる手間だのを考えたら、どう考えても割に合わなそうじゃないですか。缶ジュースのようにたくさん売れるとも思えないし。
気になりすぎて、ちょっと調べてみたら——これが意外と奥深かったんです。
(現在はカネヨ赤丸筒クレンザー184円(税込み)となっています)
■ 中身はほぼ“粉”
クレンザーって、基本は研磨剤の粉にちょっと界面活性剤を混ぜただけ。
原材料がめちゃくちゃ安いらしいんです。
つまり、「そもそも高くなる要素がない」。
■ 作り方もシンプルすぎ
粉をどばっと混ぜて、ざっと詰める。
ざっくり言うとこれだけ。
液体洗剤みたいに複雑な設備もいらないので、コストがかからないわけですね。
■ 昔は主役だったから値段が上げにくい
昭和の頃って、家の掃除はなんでもクレンザーだった時代。
当時は大量に売れたから安く作れる仕組みができて、そのまま今も続いてる、ということらしいです。
でも今は出番が少なくなったから、高くすると余計売れない…というジレンマ。
■ まとめ
要するにクレンザーは
「安く作れる上に、値段も上げづらい」
という、ちょっと切ないけど納得のアイテム。
でも焦げ付きとか水垢には相変わらず強いんですよね。
HANDSで買ったあの一缶、妙に頼もしく見えてきました。
というか、あれから小さじ一杯分くらいしか使っていませんが。









