PRODUCER

プロデューサーブログ
『 倉田真由美のen Plusな日々 』

石 岡 瑛 子

石 岡 瑛 子

雑記

「 石 岡 瑛 子 」の活字を目にして直ぐに反応されたとすれば、団塊の世代か私の世代に広告デザインの業界にいらした方でしょうか。時代は進み映画製作のクリエイションではカンヌ・グラミー・アカデミーなど数々の受賞歴。2002年には紫綬褒章も受けられた“伝説のデザイナー”です。

東京都現代美術館で開催されている「血が、汗が、涙がデザインできるか」展に駆け込みで行って来ました。終了間近だからか何と2時間半待ち。


当時社会現象にもなった資生堂のこのポスター、記憶に残っている方も多いのではないのでしょうか。資生堂
宣伝部で広告のディレクションをスタート。当時の文化発信地、渋谷PARCOのパッション溢れる広告、読者のイメージを一新し視覚化した角川書店の広告などなど、凄まじいエネルギーで作り出された作品とその製作過程は圧巻でした。
晩年の舞台芸術、映画の衣装や美術の熱量にもずっと鳥肌が立ちっぱなし。

資生堂ビューティケイク

資生堂ホネケーキ

PARCOポスター「西洋は東洋を着こなせるか」

紙媒体の広告に勢いがあった80年代、この時代を作った石岡瑛子史の軌跡を辿る素晴らしいキュレーションでした。

「血が、汗が、涙がデザインできるか」正にその答えを目撃出来た気がします。

CATEGORY カテゴリー

PROFILE オーナープロフィール

mayumi kurata

mayumi kurata

Une Pierre en Plusプロデューサー。
MIYAKO SHOJI HOLDINGS Co.,LTD 取締役
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。広告企画制作会社「レマン」で約10年間、グラフィックデザインの仕事を手掛ける。その後2007年11月東京表参道に、ジュエリーサロン「ユンヌ ピエール アンプリュス」をオープン。
2012年4月には、銀座へとお店を移し"ジュエリースタイルを創造するオーダーサロン"としてリニューアルオープン。

PAGE TOP