地元宇部にて、オーナーシェフ平田氏の隠れ家『maison owl』に行ってきました。
建築家・石上純也氏が設計を手掛け、これまでパリの「カルティエ財団現代美術館」や2018年春、森美術館で開催された『日本の建築展』などでこちらの建築模型が展示され、世界的に有名になった建築プロジェクトです。

一般の道路からは全く見えず、敷地内の階段を降りるとそこには異次元の空間が拡がってました。
洞窟のような空間に、オリジナルの家具・照明・器・ カトラリーなどなどオーナーの一貫した拘りがそこに居ることをより居心地よくさせているようでした。一番驚異だったのは一枚ガラスの秘密かもしれません。同伴した建築家の知人は「天才！天才！」と叫んでましたし。

よく見ると1枚ガラスがはめ込まれてるのです

振舞われたフレンチは山口県の食材と輸入食材のコラボレーションが素晴らしく、シェフのお任せコースに皆で舌鼓を打ちました。

器は陶芸家の吉田二郎氏

カトラリーは坂野友紀さんの作品

初めて訪れた場所なのに、何故だかデジャヴを感じた不思議な隠れ家。時間が経つのを忘れるくらい落ち着ける魅惑的な空間でした。近々、一日1組限定で泊まれるようになるそうですよ。

〜夜更けまで・・らしい