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プロデューサーブログ
『 倉田真由美のen Plusな日々 』

GINZA 宝石店巡り その1

GINZA 宝石店巡り その1

ジュエリーのお話雑記

ハリー・ウィンストン、ティファニー、カルティエ、ヴァン クリーフ&アーペルなど、この頃は大手宝石店の移転が目白押しで銀座中央通りや並木通りが益々華やいでいます。
先週、お客様と「ハリー・ウィンストンに行ってみましょ!」ということになり、アポなしで訪ねてみました。その昔は確か入口で住所と名前を書いてからの来店だったような。入口で「このようなジュエリーを見てみたい」と伝えたところ、担当のスタッフさんが最後まで案内してくださいました。試着も勧められ、興味のあるリングやピアスを手に取って試すことが出来ました。インバウンドが増えたせいか昔に比べると随分とラフな対応になった気がします。

8月末に以前の真向かい(旧みずほBK側)に移転

 

 

7月にはアジア最大の旗艦店『ティファニー 銀座』がオープンしました。ティファニーブルーの波打ったファサードは日本を代表する青木 淳氏のデザイン。現在建築の巨匠 ピーター・マリノ氏が手掛けた内装やコンテンポラリーアートにも興味があったので、ジュエリーと同じくらい心をときめかせて訪れてみました。こちらも入口で担当の方が付いてくださり、色々なフロアーを案内して下さいました。私の大好きなデザイナー、ジャン・シュランバージェの作品アーカイブが見れるフロアーがあり、写真もどうぞ!と言うことで、まるで展覧会を鑑賞してるように気分が高揚してしまいました。いつも画集で見ている「貝殻の小箱 1959」や「ダリアウォッチ 1958」エリザベス・テイラーが所有してた「フルール ド メールブローチ 1956」がまさかこんなにも間近で鑑賞出来るとは。

銀座7丁目 中央通り沿い

 

ジャン・シュランバージェのジュエリー

 

 


 

 

ルイス・コンフォート・ティファニー作「ウィステリア テーブルランプ」


接客テーブルには、20世紀のデザインアイコン「ウィステリア テーブルランプ」がさり気なく置いてあったのには驚きました。青木淳氏のファサードはこのランプからインスピレーションを得たのだそうです。
特別な個室では、大きな大きなエメラルドカットダイヤモンドのリングを見せて下さり、実際に手に取って試させていただきました。奥ゆかしくもため息の出るような煌めきでした。

4階はテラスを併設したBLUE BOX CAFE。
「été(エテ)」の庄司夏子シェフが監修とのことなので、ここもいつか訪れてみなくては。赤ちゃんの声もしたので同伴OKなのでしょう。今時のWEB予約なのだそうです。

特別なお部屋

 

ブルーボックスカフェの入口


アイコニックなジュエリーだけに留まらず、アーカイブ作品、アート作品、日本の装飾美やクラフトなどをリスペクトした内装など、ティファニーの世界観を存分に味わえる貴重な体験となりました。

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PROFILE オーナープロフィール

mayumi kurata

mayumi kurata

Une Pierre en Plusプロデューサー。
MIYAKO SHOJI HOLDINGS Co.,LTD 取締役
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。広告企画制作会社「レマン」で約10年間、グラフィックデザインの仕事を手掛ける。その後2007年11月東京表参道に、ジュエリーサロン「ユンヌ ピエール アンプリュス」をオープン。
2012年4月には、銀座へとお店を移し"ジュエリースタイルを創造するオーダーサロン"としてリニューアルオープン。

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