
『 アール・デコとモード 』展
昨年秋にリニューアルオープンした三菱一号館美術館に行って来ました。「アール・デコとモード」展。副題に「100年前に、今を見つけた」とありましたが、正に今身を包んでみたいドレスやコート、クローシュハットや服飾小物が沢山展示されてました。時代を先取りしたポール・ポワレやジャンヌ・ランバン、シャネルなどなど。中でもポスターで使われてる写真中央のジャン・パトゥのイヴニングドレスは、幾何学好きにはたまらない波紋様に刺繍が施された逸品です。
コルセットから解放された下着やテニス&スキーウェアの何て優雅なこと!当時大流行した「ジュエルド・ヒール」と呼ばれる装飾的な靴のヒール(木製)がとってもアール・デコで興味深かったです。
先日訪れたヴァンクリ展と言い、アール・デコ博覧会100周年を記念した展覧会はどちらも見どころ満載でした。

センター:ジャン パトゥのイヴニングドレス

アール・デコ展のシンボル、ルネ・ラリックの『フランスの泉』を構成したオブジェのひとつと同型のガラス像

ジャンヌ・ランバン:イヴニング・ドレス

(上)ショール 1925年頃 (下)イヴニング・コート 1925年頃

「ジュエルド・ヒール」