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『 寺沢泰枝のコンシェルジュな日々 』

言葉が音に!

言葉が音に!

観劇

大ファンでもあり、振付家として大注目していたクリスタル•パイト氏。この度彼女率いるバンクーバーにあるダンスカンパニー“KIDD PIVOT”が初来日公演を果たしました。待ちに待った来日公演です。

彼女の作品は言葉に乗せて身体表現をする振付作品でも有名。今回は8人の素晴らしい技術、表現力を持つ精鋭ダンサーたちがニコライ・ゴーゴリによる戯曲「検察官」を題材にしたダンス作品「REVISOR〜検察官」を披露。一連の喜劇部分の後、途中から人間の内面をあらわにする演劇とも言えるダンスの演出はお見事でした。カンパニーメンバーの鳴海令那さんのパフォーマンスは小作品やワークショップ以外、全幕を拝見するのは今回が初めてなので大感激でした。

カーテンコールのみ撮影OKでした。

言葉が音になり、身体の動きが言葉になるのです。休憩無しの90分間、目まぐるしい振付での展開に目が離せない濃い時間でした。終演後のホワイエや劇場前には興奮冷めやらぬ観客達で溢れ返っていました。

来年は彼女の名作「STATEMENT」をレパートリーにもつNDT(Nedwelands Dans Theater)の2024年度来日公演も決まり発表されたばかり。会場は同じく神奈川県民ホール。通わせていただきます!

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