
75年間愛され続けられるという事。
昭和の時代、中学1年生だった頃、ふと出会った「PEANUTS」という英語版コミックス集をお小遣を掻き集めて、雑誌広告の通販で購入した記憶があり、吹き出しの英語の台詞を習いたての英語力で必死に理解しようと楽しんだものでした。当時はスヌーピー達のウイットに富んだセリフの奥深さやシュールさには気付けず、後になって日本語訳本で奥深い言葉たちの魅力を知ることになりました。
「PEANUTS」は1950年に漫画家のチェールズ・モンロー・シュルツがアメリカで描きはじめた作品です。時代を超えて今も大人気です。それぞれの個性あふれるキャラクター達の言葉や考え方が今でも、そして今だからこそ妙に心に刺さります。

ゲストキュレーターが選んだページの展示。
そんなセリフたちにまつわる展示会が「GINZA SONY PARK」にて開催されています。「スヌーピーは、今日も語る。- PEANUTS 75th Anniv. -」ゲストキュレーターの顔ぶれも魅力的です。独特の感性で注目の詩人最果タヒ氏のお名前もあり、俄然訪れたくなりました。タヒさんは特にルーシーの性格と影響を受ける者たちのことを自分視点で語っていました。なるほど!
「PEANUTS」はとても哲学的なのだと改めて感じました。もう一度ゆっくり噛み締めてみたいと思いました。「スヌーピーは今日も語る- PEANUTS 75th Anniv. -」展、GINZA SONY PARKにて会期は8月11日まで。

グッとくる言葉をありがとう!