
久しぶりのダンス公演へ。
次女の所属するカンパニーのダンス公演が開催され、久しぶりに彼女のパフォーマンスと振り付け作品を鑑賞しました。会場は埼玉会館大ホール。何年か前からダンス公演でたびたび訪れているこのホールはコルビジェの弟子の一人である日本人建築家前川國男氏の設計の建物で、どっしりとレンガを使った建築は、眺めても中に入っても落ち着く空間になっています。先代の旧会館の竣工は大正15年、関東大震災を経て施工が伸びたようですが、近代日本経済の父である渋沢栄一氏の集めた寄付が後押しになったそうです。
旧会館の老朽化に伴い、現在の前川氏による設計による現在の会館は昭和41年(1966年)4月18日に竣工を迎え、貸し会館のほか多数の自主公演も盛んに開催されています。特に音響が素晴らしいのでダンス以外にもオーケストラコンサートも盛んに開催されています。地域にこのような文化施設があることは素晴らしいですね。いろんな建物との出会いに感謝です。次女含めダンサーの皆さまもこのような建物でパフォーマンスや作品発表ができるのは幸せですね。ダンサー皆様の想いの詰まった作品の数々、しっかり観させていただきました。