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『 寺沢泰枝のコンシェルジュな日々 』

シェークスピア作品に触れる。

シェークスピア作品に触れる。

観劇

英国の詩人、作家のシェークスピアが生み出した4大悲劇。「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」深い人間心理や、悲劇的な運命を描いた代表的な傑作。いずれの作品も特に人間の内面、特に欲望、嫉妬、権力欲、復讐心といった複雑な感情が巧みに描かれていて国や時代を超えて様々な演出により上演され続けています。

6階の売り場を抜けるとタイムスリップできる劇場があります。

そんな作品の中から、「リア王」を今月初旬に観劇してきました。場所は歴史ある日本橋三越の中に位置する「三越劇場」内装がリア王の中世の世界とリンクしている素敵な劇場。シェークスピアの作り出す世界は言葉の豊かさ、性格描写の巧みさなどで英国ルネサンス文学の最高峰と称されています。台詞回しも多く、でもそれぞれは詩のようでもあり、役者さんは大変だろうといつも思います。作品には良い人、悪い人、忠実な人、裏切る人、様々な登場人物がいる中でどうしてそうなったのか、、など、台詞だけに頼らずこちら側の想像力を必要とする瞬間がたびたび訪れます。結末は悲劇なのですが、そこの至る行程を追うことに醍醐味があるのではと、シェークスピア初心者の私は感じました。余談ですが、「ロミオとジュリエット」も彼の代表作であり、悲劇には違いないのですが4大悲劇には名を連ねないのですね。

夜の日本橋三越へ。

 

 

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