銀座POLA MUSEUM ANNEXにて開催中の鈴木のぞみ「Slow Glass」展に立ち寄りました。懐かしい風景に出会える多様な作品たちでした。鏡、窓、扉に使われるガラスに映り込む顔や風景。どれもふと懐かしさを感じました。「Slow Glass」という展覧会タイトル。

作家の鈴木氏は絵画を学ばれ、その後独学で写真表現を習得。日常の中でふと目にした光の痕跡を起点として、過ぎ去った時間の記憶として作品へと昇華させているそうです。どれも独自の世界観でもありながらも、自身のどこかの記憶にありそうな風景でもありました。

小学生の頃、古い校舎から見たような風景だったり、小さな商店街の風景だったりでほっとするような時間でした。会期は10月3日から10月26日、銀座にお越しの際は是非立ち寄ってみてください。