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『 寺沢泰枝のコンシェルジュな日々 』

迫力のパブリックアートが銀座に出現!

迫力のパブリックアートが銀座に出現!

芸術

「AKIRA」と聞くと今や全世界で有名な大友克洋の漫画。アニメや映画にもなりグローバルな活躍をしています。その作者である大友氏がこの度、銀座駅構内に原画•監修を務めたパブリックアート作品が12月15日より展示されました。

 

大迫力の大型陶板レリーフはこれから人々の目に留まる機会も増えてきますし、海外からの大友作品ファンたちも訪れる事でしょう。作品タイトルは「Procession Spin」。本作品は、日本交通文化協会の563作品目のパブリックアートとして企画されたもの。大友氏が約3年かけて描いた原画をもとに、静岡県熱海市の職人7人が約2年かけて製作されたそうです。代表作に登場するバイクのステッカーは大友氏本人が色付けを施したそうです。

 

AKIRAにも登場するバイクが!

 

作品は「縄文から現在へと続く美術の流れを一つの形にしました。」との事。土器や埴輪から始まり、宗教的なモノに込めたモノ、芸術進化であり、時代ごとに人が表現したかった想いや祈りがぎっしりと作品に詰まっています。駅構内コンコースを数寄屋橋から4丁目に向かう途中に位置し、遠くから近づくにつれその迫力に圧倒されます。近くで一つ一つのシーンを見るもよし、遠くから全体を眺めるもよし。想いの繋がりを堪能できます。

 

縄文から現代までを芸術が繋いでいる。

 

この様な素晴らしい作品がパブリックアートとして普段の生活で見られるのはとても贅沢でもありますね。これからも通るたびにこの作品に何かを感じることができると思っています。銀座にお越しの際、足早に過ごしがちな年末ですが、ふと視線を止めてご鑑賞ください。

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