
お祖母様のリングが蘇る
お祖母様から受け継いだ数々の宝石のなかから、まずはオパールリングをリスタイルされることになりました。

お祖母様から受け継いだオパールリング
「シンプルで普段使いしやすく、石を横向きにしたデザインが好み」とのお話を受け、18金とプラチナのコンビネーションで華やかさを添えたデザインをご提案しました。
もう一つのデザインは、どこかでご覧になられたことがあるという「目」をモチーフにしたデザインにもご興味をお持ちとのことで、マーキースダイヤをまつ毛に見立てた案をお描きしたところ、「たまらなく素敵」と大変気に入ってくださいました。最終的には、やはり原点に立ち返り、シンプルなデザインをお選びになりました。
「目」のモチーフリングは切り取った原寸大のコピーを指に当ててご確認いただきながら、シンプルさと個性の間で揺れ動くお気持ちを丁寧に見つめてくださいました。
完成までの2ヶ月間、心待ちにされていたご様子で、仕上がったリングを手にされた際には、「祖母のリングのときより、オパールが一段と綺麗に見えます。指あたりも良くて、このぷるんとした感触がたまりません!」と満面の笑顔を見せてくださいました。
オパールを包むイエローゴールドと、アーム部分のホワイトゴールドのコンビネーションが絶妙で、シンプルながら温かみのある可愛らしいデザインだとお褒めの言葉をいただきました。後日、妹様にもぜひ見せたいと仰っていました。

Pt950/K18,オパール

眺める角度によって多彩な色を放っています