DESIGNER

岡田訓明の日々の徒然ブログ
『ジュエリーデザイナーの嗜み』

「鉄瓶のある暮らし」はじめました

「鉄瓶のある暮らし」はじめました

道具雑記

「スローライフ」「丁寧な暮らし」の一環として鉄瓶生活をはじめました。何より鉄の鋳造品という道具に魅了されたところが大きいですが、鉄分も摂取できて身体にも良いという、時間をかけて愉しむことがまたひとつ増えました。

家にはIHコンロしかないのですが、鉄はIHに反応するので思い切って買うことにしました。お店の人に聞くと「鉄瓶はIHに反応はするが反応が悪かったり、底が薄いと反ってしまったり最悪割れたりするこがあるのでIHに対応するように開発されたものの方が良い」とのことでしたので、そのような仕様のものを購入しました。

お湯を沸かすには、鉄瓶に水道水を入れ弱火〜中火でじっくりと沸騰させます。その時、吹きこぼれないように蓋は少しずらしておきます。また鉄瓶は全体が熱くなり素手では触れなくなるので注意が必要です。(IHだと持ち手部分は熱くなりません)

残ったお湯をそのままにしてしまうと鉄瓶が錆びて残念なことになりますので、お湯を捨てて余熱で鉄瓶を乾かします。または、30秒程加熱して水分を飛ばします。
鉄瓶は使っていくうちに必ず錆が出てきますが、お湯の色が「赤っぽい」、
味が「金属くさい」ということが無ければそのまま使っても大丈夫です。異常がある場合はお茶葉を煮出して半日程度置くと錆とタンニンが反応して赤錆を落ち着かせる効果があります。
少々面倒な作業ですが、こういうひと手間も愉しまないといけません。


朝は珈琲を淹れるので鉄瓶でお湯を沸かします。お弁当と一緒に持って行くお茶にも使いますが、最近は白湯を持って出ることの方が多くなりました。夜にはたまにウイスキーのお湯割りを愉しんだりしています。
普段からあまり水分を摂らない生活を送っていましたが、鉄瓶生活をはじめてからは朝と夜に白湯を飲むようになりました。鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかになると言われており洗脳され飲んでいます。おかげでトイレが近くなっていけません。

毎朝のクラシックシェービング、日記&漢字の勉強、お弁当作りと朝食の準備、それに鉄瓶でお湯を沸かすということをやりはじめ、まだ時間に余裕はありますが、更に30分早く起きてもいいかも?なんて思ったりしています。

「手間をかけてゆっくりと自分の時間を愉しむ」
お湯がゆっくり沸騰する様子はキャンプで焚き火をしているのと似た感じがして心癒されます。
そんな時間を大切にしたいと思っています。

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