![旧前田侯爵邸](https://www.unepierre.jp/enplus/wp-content/uploads/2019/05/61936262_1537154599753091_8329760698867384320_n-650x335.jpg)
旧前田侯爵邸
建築史を一緒に学んでる方々と、目黒区にある旧前田侯爵邸の見学に行ってきました。
この邸宅は、旧加賀藩主前田家16代当主の侯爵前田利為候の居宅として建設された建物で、今では国の重要文化財に指定されています。
こんもり茂った林の中にあるチューダー様式の邸宅は、約2年間のリニューアルを終えいくつかのお部屋が復元されたようです。当時「東洋一の邸宅」と称されただけあって素晴らしい建築物と調度品でした。
中でも私的に一番関心を持ったのが、日本の伝統工芸品の“金唐紙”を貼った壁です。和紙で作られてるとは到底思えない重厚さと繊細さを併せ持ったディテールに感心させられました。この季節、新緑のお庭も綺麗でした。曜日によってガイドボランティアの案内もあるそうですよ。
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外観は当時流行ったスクラッチタイル
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玄関ホールの柱は蛇紋石。柱頭の彫刻はビザンチン様式
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使用人を呼ぶブザー。上が男性、下が女性の使用人を呼ぶためのものだとか
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金唐紙の壁
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金唐紙の壁