![ファミリーヒストリー](https://www.unepierre.jp/enplus/wp-content/uploads/2021/01/7fb2f1f20f26a81e57200e45880187d3-650x335.jpg)
ファミリーヒストリー
今回の帰省時に、ふと思い立って実家の近くにある"学びの森くすのき"と言う図書館&博物館に行って来ました。古代から近現代まで山口県宇部市の歩みが一覧出来る博物館では、我が家で代々受け継がれてきた家宝が展示されていて久々にゆっくりと鑑賞することが出来ました。
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江戸時代の模型:当時栄えた山陽道 “船木宿” 赤丸辺りが我が家?
倉田家のファミリーヒストリーを少しだけご紹介いたしましょう。
私が生まれ育った「船木」(現在宇部市)は江戸時代、大名行列が通過する宿場町で随分と賑わった町だったそうです。今の町並みも当時の「三間半の妻入町家」の面影が色濃く残っています。
旅人たちが行き交う宿場町には宿屋や店も多く中でも櫛屋が多いのが特徴でした。昭和の中頃までは全国1・2位の生産量を誇るツゲ櫛の産地で、私の曽祖父も櫛屋の工房を営み自ら職人として当時の皇太子殿下に献上したのだそうです。
幼い頃のおぼろげな記憶ですが、祖母の部屋の引き出しには色んな種類のツゲ櫛や袋が所狭しと並んでいたことを想い出します。ついでに美術大学時代の課題で我が家に保管されてる櫛やかんざしをモチーフに絵を描いた記憶も蘇って来ました。
数々の資料を読みながらしばし曽祖父の時代にタイムスリップ。某番組 “ファミリーヒストリー”的にどなたか我が家の歴史をもっと遡って徹底取材してくれないかしら。
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博物館が出来るまで我が家に飾ってあった家宝
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皇太子殿下献上品の木札/大正12年
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船木櫛 製造工程道具一式
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船木櫛の由来の話