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『 寺沢泰枝のコンシェルジュな日々 』

『万物資生』資生堂ギャラリー

『万物資生』資生堂ギャラリー

芸術雑記

1872年、創業者福原有信氏が日本初の民間洋風調剤薬局「資生堂」を開業して今年で150年が経ち、社名の由来は中国儒教の経典でもあり、占いの書でもある『易教』の一節だそう。「至哉坤元 万物資生」(大地の徳はなんと素晴らしい事であろうか、すべてのことはここからうまれる。 )資生堂ギャラリー展示中。

「万物資生」という想いを、社の歴史と共に、美術家中村祐太氏の~資生堂と○○を調合する~と表現した面白い視点で会社の歩みを紐解く展示となっています。

明治時代の銀座の街スケッチ、データ分析資料、パーラー開業時の目玉商品の一つ、アイスクリーム持ち帰り用ポット、炭酸飲料メーカーの写真(当時はソウダファウンティン/ソーダ水製造機と呼ばれていた。)。ギャラリー部門に関わるアーティストやデザイナー、美術家たちとの関わった資料など。

化粧品の品質、パッケージ、広告への『美』に対する今も通じる哲学がそこに見えてくるようでした。

ビルを出るとテーマフラワ-ともいえる椿の花が美しく咲いていました。

 

 

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