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岡田訓明の日々の徒然ブログ
『ジュエリーデザイナーの嗜み』

珈琲の愉しみ方

珈琲の愉しみ方

雑記

最近は主に鉄瓶で沸かした白湯を飲むようになり家で珈琲を淹れる回数がめっきり減りましたが、これまでとは違った珈琲の愉しみ方をするようになりました。
「丁寧に珈琲を愉しむ」時間をかけて珈琲を味わうということを始めました。

こうなると当然、コーヒー豆を挽いて香りから愉しまねばいけませんが、実はコーヒーミルを持っていません。今、コーヒーミルが欲しくて欲しくてたまりません。はい、当然ビンテージのコーヒーミルです。
プジョー(PEUGEOT)はフランスのメーカーで車で有名ですが、以前は金属加工を行うことをメインとしていました。コーヒーミルは“刃”が重要な部分でもありプジョーの持つ技術を活用して1940年に生産が開始されました。最近話題のメジャーリーガーのラーズ・ヌバート選手がヒットやホームランを打った時に行う「ペッパーミルポーズ」のペッパーミルも生産しています。ペッパーミルといえばプジョーと言われるほどです。

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爽やかな風が流れ込む休日の午後、ビンテージプジョーのコーヒーミルで深煎りの豆を挽く。ペーパードリップなので中細挽きに。良い香りが漂う。
南部鉄瓶でお湯を沸かし、ドリップポットに移し替え 90度前後になるまでお湯を冷ます。CHEMEXのコーヒーメーカーにふっくらとコーヒー粉が膨らむように中心に少量お湯を注ぐ。30秒ほど蒸らしてから3回に分けて少しずつお湯を注ぐ。いや、4回で淹れた方が苦みが増すからそうしよう。そう、決してフィルターには当たらないように。厚みのある専用のフィルター
は、渋みの原因となる酸味と脂肪分を適度に取り除いてくれる。このケメックスの80年変わらない完成されたデザイン性はMoMA(ニューヨーク近代美術館)やフィラデルフィア美術館、スミソニアン美術館に永久展示品として収蔵されているという代物。
さて、今日はお気に入りのファイヤーキングのカップにしようか。このジェダイのグリーンと珈琲の色がよく合っていて珈琲を更に美味しくしてくれる。同じ珈琲でも淹れ方やカップの形状や厚みによって味が変わるなんて実に面白い。~~~

想像しただけでワクワクします。
やはりビンテージプジョーのコーヒーミル買うことにします。

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